お部屋をオシャレにする照明選び「おしゃれに暮らす明かり術」
ブランド力の高いヤマギワの照明はどれも洗練されたものばかり、こだわりの強い高級志向の方はヤマギワで購入されてみてはどうだろうか。(写真)⇒ハンドメイドでカットされたソリッドガラスから拡がる光が美しいテーブルライト「クリスタル」。
部屋をオシャレにする照明の使い方を4つのポイントでまとめてみました。
欧州の高級ホテルやオシャレなカフェ、高級リゾートのような雰囲気ある部屋づくりをするのに、照明から素敵にしたいんだけど選び方がわからない、イメージが固まらない、購入で失敗したくない。ここでは、そんな照明選びのコツや自分のイメージ通りのオシャレな部屋づくりのサポートいたします。
- まず、最初に部屋のイメージを紙などに書いてメモをしていきます。頭の中だけだとブレやすく最終的にイメージと違った、あやふやな感じになることが多いです。そういった失敗を防ぐためにも、しっかりとイメージを書いておくことで方向性が固まり、オシャレな統一感のあるライティングが楽しめます。
- ライティング(照明選び)に難しいルールはありません。自分のイメージにあった照明を選んで、その商品の仕様や明るさなどを確認するだけ。もし、明るさが足りなかったりしても、電球の交換やインテリア照明を置くだけで改善したりもできるので、難しく考えずに自由に光の感覚をたのしみましょう。
オシャレでカッコイイお部屋のライティングのコツをお教えします。
照明の配置について
- どう配置すれば、おしゃれなライティングにできるかというと、基本は『光』と『影』のグラデーションをつくって部屋に立体感をもたすこと。
たとえば空間に"明るいところ"と"暗いところ"が出来ると、暗いところ(影)が奥行となって立体的な空間を演出してくれます。人の目は影によって立体物を認識するので…
照明選びの種類について
今みなさんのお部屋はどんな照明をお使いですか?
- 「ひと部屋に対して天井に大きめの照明をひとつ。」という方がほとんどではないでしょうか。長年、日本の住宅では「照明はひと部屋にひとつ」というのが一般的でした。最近ではライティングにこだわる方が増え、ずいぶん住宅環境も変わってきました。そこで、おしゃれな"ライティングのコツ"である照明の種類選びについて…
全般照明
空間全体を明るくするための照明。シーリングライトやペンダント、シャンデリア、ダウンライトなど。調光器で明るさをコントロールするのがおすすめ。やや暗めに設定することで、部分照明をより効果的に使用できます。
※ 蛍光灯器具の場合、調光器による調光はできません。
部分照明
全般照明を補う照明で、テーブルスタンドやフロアスタンド、フットライト、ブラケット、スポットライトなど。特定のものに視線を集めたり、空間に奥行きを持たせる(光と影のコントラストをもたせる)働きがあります。
適切な明るさについて
『天井の照明1つで出来るだけ明るく』というお部屋にされている方がいられませんか?
- 照明は明るすぎず柔らかな光が理想です。照明の明るさについては部屋の広さや天井の高さ、壁や家具の色、また設置する場所などの条件によって異なります。では、どれぐらいの明るさを選べば失敗がないか、そこで一般的な適用畳数の目安を下記の表にしました。これをもとに…
照明デザインと光の手法
実際に照明を選ぶときに最も気になるのは、やはりデザインですね。色んなデザインや照明の種類がありますが、見逃せないのはインテリアとしての昼間の顔はもちろん、照明器具としての夜の顔は得に要チェックしておきましょう。いざ購入して設置してみたものの、思ったところに光が行かず暗かったり、目線に入って眩しかったりと、よく購入する前にパンフレットやホームページの写真などをみて確認することが大切です。
写真が少なかったり、説明や使用がしっかり書かれていない所では購入は控えたほうがいいでしょう。
というのも、照明はシェードの形や向き、素材、スリットの入り具合といったデザインによって、照らすことのできる光の範囲が変わるからです。照明を選ぶときはまずどこで使うのかを考え、天井の高さや使用場所の向き不向き、光の範囲、それと照明の大きさ(サイズ)をしっかり確認することが大切なのです。
上から下タイプ | |
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照明の上方から下方にかけて、まんべんなく光が広がるタイプ。高めに配置して、ダイニングやリビング、ベッドサイドなど広範囲をやわらかく照らしたいときに。 |
全体的にタイプ | |
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まんべんなく光が広がるタイプ。天井に配置するタイプは高めに配置して、ダイニングやリビングなど広範囲をやわらかく照らしたいときに。床や家具などに置くタイプは壁面の雰囲気づくりに。 |
ピンポイントタイプ | |
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ダイニングテーブルの上などを明るく照らしたいときや、壁面の演出、観葉植物などの対象物をピンポイントで照らして、オシャレな雰囲気を作りたいときに。 |
※ダイニングの照明はテーブル面から60~80センチ上が目安です。(あくまで目安です)
※工事不要のフロアスタンドやテーブルスタンドがおすすめです。明るさを少し落として使えば、お部屋のイメージもずいぶん変わりますよ。
※色んな種類やデザインがあるので、楽しんでライティングをやってみて下さい。以外と手軽に楽しめますよ。
オシャレで洗練された部屋を作るテクニック
全般照明を少し薄暗くして、フロアライトで壁面を照らす。
白い壁が得に一面の場合、さらに効果的。実は白い壁というのは心理的に圧迫感をあたえるので部屋を狭く感じさせてしまう。薄暗くすることで影と光のコントラストにより立体感がうまれ、通常より広く感じられるのだ。部屋をオシャレに見せるなら、空間に立体感を出す工夫が必要だろう。
フロアスタンドを見る⇒テーブルライトやアクセント照明を使って、家具や小物を照らす
おしゃれな部屋づくりに欠かせないテーブルスタンドは比較的値段も安く購入しやすい。部屋の明かりを少し暗めにして、テーブルライトを2つほどで明かりを補うのがオススメ!
テーブルライトを見る⇒ペンダントライトを使った空間演出でおしゃれ感を出す
リビング、ダイニングなどの広めの空間は全体がぼやっと見えて何か物足りない! 目線に一番入ってくる高さの空間にペンダントライトの優しい明るさが加わると、目線がそこへ集まり全体がまとまって見える。それこそが空間演出!昼間の明るい時でも効果があるので、ペンダントライトは欠かせないアイテムだ!
ペンダントライトを見る⇒観葉植物や写真など、立体物をスポットライトで照らす
スポットライトは部分的に照らしてくれるので、より立体的にオシャレに見える。得に壁面では光と影のグラデーションがはっきり出るため、ムード作りにはぴったりだ!等間隔に絵や写真を壁に飾り、スポットライトで照らすだけで、かなりのムード作りができる。他にも時計や観葉植物、家具裏も良いが、あまり照らしすぎるとおかしくなるので、照らす物をある程度絞っておいたほうが良いだろう。
スポットライトを見る⇒直接照明はおしやれじやないし、くつろげない光。だから、家の中は全て間接照明にするのが理想なんでしょう‥」という人が時折いますが、そんなことはありません! 長いこと天井から輝く直接照明の光に慣れてきた日本人の生活スタイル。おしゃれだからとすべて間接照明に変えてしまうと、逆に違和感を感じる人が多いのです。
特に高齢者と子ども部屋には注意が必要です。高齢者は高度成長期を経験し、頭の上に青白い光があると安心する人が多いようです。子ども部屋は、お子さんがお部屋のどこで遊んでも、勉強しても目を傷めない光。部屋の隅々まで照らす直接照明が必要です。
ただし、お子さんも高齢者も光の影響が大きい年代。就寝1時間前から2時間ぐらい前には直接照明はオフに。良質な眠りがとれる明かりに切り替える必要があります。 あとは好みもありますが、基本的には、キツチン、廊下、玄関など、作業する場所や勉強する手元などは直接照明がむいています。